仕事のなかで、チームで仕事を進める場合も多いと思います。
一つのプロジェクトを複数人で進める場合に心掛けていることをまとめてみました。
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■情報を共有する
一つのプロジェクトを複数人で進める場合、いかにして情報共有するかがとても大切です。ひとつの業務を分担して行うのであれば、それぞれが異なる情報を手にしているので、全てを組み合わせて、初めて正確な意思決定ができることになります。
しかし、なんでもかんでも共有するわけではなく、必要な情報を漏れなく共有する必要があります。
例えば、今は連絡の手段がメールになったことで、とかくCCでメールを送ってしまいがちですが、不要なメールを受けっとった側も時間を割いて読んだのに、結局必要なければ時間の無駄になってしまします。
送った本人にしてみればリスク回避になりますが、組織全体でみればロスが生じています。常に全体最適を意識する必要があります。
■守備範囲を決める
また、チームが複数の場合は、一人のひとがどこまでを担当するか、その守備範囲を決めおく必要があります。これは、自分は決められた範囲だけの仕事をすれば良いと言うわけではなく、自分で責任を持つ範囲を明確にするという意味です。
責任範囲を決めていなければ、境界線上の仕事がどちらの仕事か明確でないため、その都度どちらが行うのかを、いちいち決めなければならないからです。
また、往々にして境界線上の仕事は、お互い相手がやってくれるものだと思って抜け落ちることがあり、それを防ぐ意味もあります。
■再現性を高める
組織の良いところは、人の数だけ知識が蓄積されていくところです。うまくいった事例も、失敗した事例も、一人では経験できない数の知識と経験が集積されます。
その、知識と経験を次に生かすことによって、仕事のスピードや、レベルを上げることができます。ただ、経験を次に生かすには、その経験や資料を次の時に取り出せるように整理しておき、再現性を高める必要があります。
資料なども、ただ保管してるだけで、必要な時に取り出せなければ、結局無いのと同じ状態です。
これらを日々の業務で実践することによって、実績が積み重なり、チームとしての信頼を得ることが出来るのではないでしょうか。
【編集日記】
今日はこだま号で出張。
普段、のぞみ号ばかり乗っていますが、こだま号は時間のながれが
ゆったりしていて、たまには良いものですね。