「10倍速く書ける超スピード文章術」

単行本をよく“ジャケ買い”してしまいます。「10倍速く書ける超スピード文章術」ダイヤモンド社 はアマゾンで見つけた瞬間にノーポチしてしまった、まさにジャケ買いした一冊です。
ブログや文章を書く上で、とても実践的な内容が多く、参考になるのでご紹介します。

■超速筆ライター

著者は上阪徹(うえさか とおる)氏、ブックライターとして担当した書籍は100冊以上、携わった書籍の累計売上は200万部をこえる。23年間一度も締め切りに遅れることなく、「1か月15万字」「5日で1冊」書き続ける超速筆ライターです。

ご存知のかたも多いのではないかと思いますが、超速筆ライターがどのようにして質の高い文章を大量に書き続けることが出来るのか、そのポイントを整理してみました。

■目的はわかりやすくて役に立つ文章

この本は書くことの技術に特化した内容になっています。小説などは別として文章を書く目的は、あくまでコミュニケーションツールであって、表現の場ではないと。従ってうまい文章を書く必要はない。

書くスピードを上げるたった一つの秘訣は素材を意識すること。
素材とは文章の中身のことで、3要素は「独自の事実」「エピソード」「数字」。
これらが揃って初めて魅力的で役に立つ文章になる。

ゼロから文章を書こうとせず、書くテーマに沿って必要な素材を十分集めてから一気に書く。そうすることで「10倍速く書ける」ようになるとのこと。

【素材文章術のポイント】

1. 書く目的と読者を定める

2. 素材を集める

3. 素材を組み立てる

4. 一気に書ききる

5. 見直す

■「どう書くか」よりも「何を書くか」

本書を通して「どう書くか」よりも「何を書くか」が重要であると説かれています。それは、表現よりも中身が重要だということ。それは生き方にも通じる部分があるなt感じました。

今は1000字書くのに2時間も掛かっていますが、この本の内容を実践して、1時間で3000字を書けるようになることを目標にします(いつになることやら)。

【編集日記】
今日は、先日譲ってもらったカーボンホイールを取り付け。
とても軽くて快適です、何よりカッコイイのでて最高です!

南極点到達!!

秋田県出身の冒険家、阿部雅龍さんをご存知でしょうか。日本人未踏の「メスナールート」を踏破し、南極点に徒歩で到達しました。

■日本人未踏ルート

徒歩での南極点遠征に挑んでいた冒険家の阿部雅龍さんが、1月17日の午前6時20分(日本時間)に南極点の到達に成功しました。
メスナールートと呼ばれる通常のルートより難しく、南極の海岸からの距離が918キロある日本人未踏破のルートに挑戦していました。

阿部さんは、自称「夢を追う男」として東京・浅草で人力車の車夫としても活動されています。最終目標は、同じ秋田県出身の冒険家・白瀬矗さんが果たせなかった南極の「白瀬ルート」踏破を目標に活動されています。

■無補給断念

当初は無補給での踏破を目指していましたが、大雪で食料やテントなどを積んだ重さ約100キロのそりが進まず、無補給を断念しスタートから31日目に補給を受けました。

その日のFacebookの日記では苦渋の選択だが、無補給よりもより大きな目標のために、あえて補給を受けることを選んだ状況が綴られていました。

極限に近い状況で、目標の一つを手放さなければならないことは、本当につらいものだと思います。しかし、決断したあとは気持ちを切り替えてゴールを目指す精神力と行動力は、それまでの周到な準備と厳しい訓練が無ければ成しえなかったことだと思います。

■とんでもないところへ

阿部さんの存在はFacebookで知りました。南極遠征に向けてのトレーニングとして、人力車を引いて日本一周をしていた時期でした。
その後、南極遠征の資金集めにクラウドファウンディングをされていて、本当に微々たるものですが支援させていただきました。

メスナールートに挑戦されている間は、Facebookで日々行動記録がアップされていて、
苦戦している状況や、無補給を断念した様子などがアップされていて、心配していましたが、無事に南極点に到達されて本当に良かったです。

私たちが、毎日快適な場所で安全に暮らしているそのときに、同時に雪と氷に閉ざされた南極の大地をただひたすら、毎日100キロのそりを引いて進んでいる人がいる。

これを毎日見ていると、「小さなことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています」というイチローさんの名言と通じるものがあると思わずにはいられませんでした。

いつか、白瀬ルートを踏破されることを応援してしまいます!!

 

【編集日記】
今日は、終日事務所作業、打合せでした。

「だしと麺」

「だしと麺」

昨日の昼食は現場所長と一緒にラーメンを食べに行きました。
所長は大のラーメン好きで各地を食べ歩いていて、美味しいラーメンをたくさん知っています。今回も期待に胸が膨らみます。

■すごい飛魚(あご)だしラーメン

西宮市の国道176号線沿いにある「だしと麺」。お店は趣のある和風建築で、素敵な日本庭園もありました。外にある「すごい飛魚(あご)だしラーメン」の看板が気になります。
定番メニューは魚介出汁の「飛魚出汁塾玉そば」、それ以外に「トリュフ香る鶏と鯛の塾玉そば」や、「煮干しまぜそば」など、さっぱり派、濃厚派どちらにも気になるラインナップがあります。

悩んだ結果、今回は定番の「飛魚出汁塾玉そば」を注文。あと日本唐揚協会認定カラアゲニストが作る「肉汁からあげ」という、これまた気になるアイテムがあり、こちらもオーダーしました。

■飛魚出汁塾玉そば

スープは飛魚だしが効いた濃厚なスープですが、トッピングの大根おろしが程よく効いてひつこくなく、好みの味でした。麺は自家製麺の「平打ち麺」もちもちとした食感で濃厚なスープとよく合います。

一緒にオーダーした肉汁からあげは「瀬戸内産煮干し酢」をかけて頂き、これまたおいしかったです。

あとで食べログを見ると、口コミ評価3.9となかなかの高評価、食べログJapanラーメンアワードも受賞しているお店でした。

■お客様みなさまおかげさま

ラーメンも美味しかったのですが、このお店の素晴らしいところは、ビジョンとミッションを明確に打ち出していること。社名も「㈱お客様みなさまおかげさま(略してOMO)」と直球です。

ミッションは「麺を通じておなかをいっぱいに、人を通じて胸をいっぱいに、関わる全ての人の心を元気にする」です。これだけで、胸が一杯になりそうです。

各テーブルにも理念・信条を書いたカード(クレド)を置いています。おそらく社員さんが携帯しているものと同じものをお客さんにも配布しているのだと思います。

行動指針の一部をご紹介すると。

・麺ターティナー
いい意味でお客様を裏切ろう

・麺JOY
メンバーの笑顔が一番の宝物

・0.2秒の返事
やらなければならない環境に身を置く

・頼まれごとは試されごと
相手の想像を超える行動で感動を与える

・プラスの3D
出来る、大丈夫、どんまい、で考え行動する

など、他にもたくさんありました。

正直さとぶれない価値観が店内の雰囲気や、店員さんの対応に滲み出ていて、とても居心地の良い空間でした。
働く人とお客さんがともに笑顔になれる店。これはラーメン屋さんに限らず商売の原点ではないでしょうか。ラーメン好きの方でお近くに行った際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

【編集日記】
今日で阪神淡路大震災から24年、時の流れは本当に早いものです。

仕事は重要度で振り分ける

毎日の仕事の中で次々とやって来る業務。それらをどのような順番で処理していくのか、またどの様に取捨選択をするのかを考えてみました。

■日々様々な業務が舞い込んでくる

毎日、様々な業務が舞い込んできます。今抱えている業務の計画を立てて仕事を進めていても、突然他の業務が飛び込んできて、計画通りに進まないことがしばしばあります。

想定外の状況による追加検討や、突発的な急ぎの業務、ミスのリカバリーなど。
要因はさまざまですが、突然やってきます。そんなときは何を優先すべきでしょうか。

現在抱えている業務は、それぞれの期限に対して間に合うように予定を立てているはずです。そこに別の業務を割り込ませると、予定していた業務が期限までに終わらないことになりますがそうはいきません。残業や、応援を要請して何とか期日までに終わらせなければなりません。

業務を処理する順番として、依頼を受けた順、締め切りの順などがありますが、重要度と緊急度に応じて判断することをお勧めします。

■どのように整理していくか

入ってきた業務が「重要かつ緊急」な場合は、既存の予定をずらしてでも、最優先に取り組む必要があります。このような状態はできるだけ避けたいものですが、自分でコントロールできない部分があるので、日々の予定を立てる際にある程度の余裕を持たせておくことが必要です。

次に「重要だが緊急ではない」場合は、翌日以降の予定に組み込み、期日までのあいだで自分のペースで処理していきましょう。

次に「重要ではないが緊急」な場合、重要でなければ出来るだけ緊急度を下げるよう交渉してみましょう。実は相手の都合だけで緊急な場合もあります。また、このような業務は極力減らすように意識しましょう。

最後に「重要ではなく緊急でもない」場合、これは思い切って捨ててしまい、重要な業務に注力するようにしましょう。ただし、相手があることなので、出来るだけソフトにかつ確実に断りましょう。

■アウトプットを最大化するために

突発的な業務はある程度避けられないと考え、程度想定外の業務が入ってくることを想定して、計画にゆとりを持たせることが必要です。そのうえで、不要なものは思い切って切り捨てる。
また、一つの業務を確実に終了させてから次の業務に移ることも、予定を確実に消化していくためには必要な対策です。

予定をやりくりしつつ重要なことを計画的に実行し、アウトプットの質、量ともに追求したものです。皆さんのお仕事でもあてはまることがあるのではないでしょうか。

【編集日記】
今日は、終日現場打合せ。春の竣工に向けて現場も佳境に入ってきました。
忙しくなりそうなので、より重要度を意識します。

ブログと片づけは似ている?

ブログに限らず文章を書くということは、頭の中にある情報を整理する作業です。
同じように片づけは、生活空間を整理することで、頭の中の空間と現実の空間の違いはありますが、共通点があると考えています。

■ブログは情報の整理

ブログを書く場合、書くテーマを決めて構成を考えて、伝えたいことや、考え方を提示する。これは、今までに蓄積した経験や、知識を自分の中で整理できていないとうまく書けません。
経験や知識を整理する中で、自分の考え方に合うものとそうでないものを区別し、自分の納得のいく形に組み換えアウトプットします(それが難しいのですが)。

また、そのテーマにつて深く理解できていないと、読者に伝わる文章になりません。
文章を書く行為は、すなわち思考を整理する作業そのものです。

■片づけは生活習慣の整理

片づけの基本は「捨てる」「決める」「戻す」です。不要なものを捨てて、全てのものに置き場所を決め、使ったら元の位置に戻す。
いつも整った状態を保つことで目の前のことに集中できて作業の効率が上がります。
また、片づける際も戻す場所が決まっているので、悩まず簡単に片づけができます。

捨てるかどうかを判断する時に、自分に必要かどうかを考え、自分の納得のいく形に組み替える作業は文章を書く行為に似ています。

■どちらも必要なものを明確にしてくれる

どちらも整理や片づけそのものが目的ではなく、整理整頓することで、自分に必要なものを明確にし、そうでないものを手放す。そうすることで限られた時間を有効活用でき可処分時間を増やすことができます。

頭の中と身の回りを整理することは、ライフスタイルを磨き上げ 、ひいては人生の満足度を上げてくれのではないでしょうか。

【編集日記】
昨日は、譲り受けたカーボンホイールを取り付けるのに必要な部品を注文。
家の近所にあるサイクルショップで気になっていましたが初めての訪問。
丁寧に説明して頂き助かりました。