「ストレングスファインダー2.0」

 

突然ですが、あなたは自分の強みをご存知でしょうか。今日ご紹介するのは、日本経済出版社 トム・ラス著(古屋博子訳)の「ストレングスファインダー2.0」です。
この本は自分の才能を見つけてくれる便利な本です。

■ ストレングスファインダー2.0とは

米「ギャラップ社」が40年にわたる研究の結果、人に共通する34の資質を言語化。
約180の質問に答えると、34の資質の中から自分のTOP5の資質を知ることができます。
自分はどんな人間で、どんな分野で成功をおさめやすいか、自己理解を深めることができます。
分析後のガイドレポートでは、何があなたを特徴づけるのか、あなたを際立たせる特徴を示してくれる。トップ5の資質があなたの人生でどんな役割を果たすかを理解することができます。また、行動アイデアを示してくれるので、具体的なアクションに移しやすくなります。
これは弱みを克服するのではなく、TOP5の資質を伸ばすことによって強みを伸ばすことを目的としています。

■私の資質TOP5

私の上位5つの資質は、
1. 回復思考
回復思考という資質を持つ人は、問題を解決することが好きな人です。
壁にぶつかって、それをどうやって解決すればいいのか?そのようなことを考えることを好みます。

2. 収集心
収集心という資質を持つ人は、より多くの知識を求める知りたがり屋です。ものを集めたり、あらゆる種類の情報を蓄積したりするのが好きな人が、このタイプに多くみられます。

3. 未来志向
未来志向という資質を持つ人は、未来がどのようなものかについて考え、そこからアイデアを得ます。未来についてのビジョンを語ることで、人々を高揚させます。

4. 自我
自我という資質を持つ人は、自己重要感がつよく、自分が必要とされているとうい実感を求める傾向が強い人です。

5.学習欲
学習欲という資質を持つ人は、学習欲が旺盛で、常ぬ向上を望んでいます。特に結果よりも学習すること自体に異議を見出します。

以上が私のTOP5の資質ですが、自ら明確に認識していたものもありますが、
なんとなく感じていて、ストレングスファインダーを通して言語化できたものもあります。それは今後の強みになっていくかもしれません。

■自分の能力の棚卸

自分の能力を棚卸しすることは、自分自身の強みを活かした生活に繋がり、
仕事で最も得意なこと、すなわち自分の強みに専念する機会を得ることができるでしょう。そうなると、意欲的かつ生産的に仕事に打ち込み、結果が伴うことによって、生活の質が高まるのではないでしょうか。
自分を客観的に知るということは、仕事、プライベート、恋愛に限らず様々な面で、自身の行動基準になるとても重要な要素だと思います。
興味があれば是非試してみて下さい。

【編集日記】
本日まで2泊3日の中国(厦門)出張でした。
現地でブログを更新しようと思いアクセスするも、
「一部のご利用環境からWordPress管理画面へのアクセスが制限されています」
とのこと。「国内IPアクセス制限設定」より制限の解除ができるみたいですが、
デフォルトでは、中国からは制限されているのですかね。

「10倍速く書ける超スピード文章術」

単行本をよく“ジャケ買い”してしまいます。「10倍速く書ける超スピード文章術」ダイヤモンド社 はアマゾンで見つけた瞬間にノーポチしてしまった、まさにジャケ買いした一冊です。
ブログや文章を書く上で、とても実践的な内容が多く、参考になるのでご紹介します。

■超速筆ライター

著者は上阪徹(うえさか とおる)氏、ブックライターとして担当した書籍は100冊以上、携わった書籍の累計売上は200万部をこえる。23年間一度も締め切りに遅れることなく、「1か月15万字」「5日で1冊」書き続ける超速筆ライターです。

ご存知のかたも多いのではないかと思いますが、超速筆ライターがどのようにして質の高い文章を大量に書き続けることが出来るのか、そのポイントを整理してみました。

■目的はわかりやすくて役に立つ文章

この本は書くことの技術に特化した内容になっています。小説などは別として文章を書く目的は、あくまでコミュニケーションツールであって、表現の場ではないと。従ってうまい文章を書く必要はない。

書くスピードを上げるたった一つの秘訣は素材を意識すること。
素材とは文章の中身のことで、3要素は「独自の事実」「エピソード」「数字」。
これらが揃って初めて魅力的で役に立つ文章になる。

ゼロから文章を書こうとせず、書くテーマに沿って必要な素材を十分集めてから一気に書く。そうすることで「10倍速く書ける」ようになるとのこと。

【素材文章術のポイント】

1. 書く目的と読者を定める

2. 素材を集める

3. 素材を組み立てる

4. 一気に書ききる

5. 見直す

■「どう書くか」よりも「何を書くか」

本書を通して「どう書くか」よりも「何を書くか」が重要であると説かれています。それは、表現よりも中身が重要だということ。それは生き方にも通じる部分があるなt感じました。

今は1000字書くのに2時間も掛かっていますが、この本の内容を実践して、1時間で3000字を書けるようになることを目標にします(いつになることやら)。

【編集日記】
今日は、先日譲ってもらったカーボンホイールを取り付け。
とても軽くて快適です、何よりカッコイイのでて最高です!

言葉にするのは難しい

文章を書く参考に 最近読んだ本の中でとても参考になった書籍をご紹介します。
“「言葉にできる」は武器になる”梅田悟司 著 日本経済出版社 です。

■思ったことが書けない

ブログを書き始めてから自分の文章力のなさに愕然としています。
というか、元々文章を書くのが非常に苦手で、そのためブログを始めることを敬遠していたのですが、いつまでも敬遠している訳にもいかずブログを始めましたが、案の定、文章が書けず悪戦苦闘しています。そんな中、この本を読んで非常に納得する部分が多かったのでご紹介します。

梅田氏は電通のコピーライターで、多くの有名なコピーを世に送り出しています。
有名なところでは、ジョージアの「世界は誰かの仕事でできている」などは聞いたことがあるのではないでしょうか。

■相手に響く言葉

著書の中で説かれていることは、言葉には二種類あり、「内なる言葉」と「外に向かう言葉」があると。そして、相手に響く言葉を生み出すには、「内なる言葉」を磨く必要があるとのこと。

それは、言葉は意見を伝える道具であり、まず、意見を育てる必要がる。「内なる言葉」を育てて、「外に向かう言葉」に変換する。
この、意見とは、自分の考え方や、意見であり、話そうとしていることについて、深く知り全体像を把握していなければ外に向かう言葉に変換できないのです。

自分の書けない理由の一つが、この全体像を深く把握していないことで、今まで物事を分かったつもりでいたけれども、もっと深堀しなければならないことが分かったことは大きな気づきでした。

■思考のサイクル

意見を深く掘り下げるには一人の時間を確保して、自分の感情を振り返る作業が必要です。その方法として、思考のサイクルが紹介されています。

1. 思考の断片を内なる言葉と捉えて書き出す。
2. 内なる言葉を俯瞰した目線で観察し拡張する。
3. 内なる言葉の解像度を上げて、化学反応させる。

このようなステップを踏んで言葉を生み出し、思いをさらけ出して初めて相手に伝わる言葉が生み出せるようになるとのこと。

内なる言葉(素材)を、外に向かう言葉(どうアウトプットするか)は、コピーライティングに限らず、デザインや建築、料理など、クリエイティブな行為には共通する思考回路ではないかと思います。

これからも日々のブログを通して鍛錬していきます。

【編集日記】
トライアスロン仲間から中古のカーボンホイールを譲り受けました。
なかなかかっこ良く、この冬のバイク練習のモチベーションになりそうです。