人間関係はなかなか難しいものです。仕事上でたくさんの人と会う機会がありますが、私はコミュニケーションがあまり上手ではありません。正直苦手なタイプの方がいるのも事実ですが、仕事ではそうは言っていられません。そんなときの対処方を考えてみました。
■なぜか苦手
職場や取引先に苦手なタイプの人がいる、なんとなくそりが合わない人がいる。そんな経験はないでしょうか。
私の場合、常に自分の考え方を主張してくる人や、逆に何を言っても無反応な人が苦手です。そんな人に対して悪気はないが、自分の価値観と合わないものに対して無意識に苦手意識を持ってしまっているのです。
■以心伝心
そのような時は、自分の苦手意識が相手に伝わり、さらに相手との距離が遠くなる悪循環に陥ってしまいます。そうなると、コミュニケーションがうまくいかず、仕事でも良い結果に結び付きません。
物事はコントロールできても、人の心はコントロールできないものです。これは仕事に限らず、家庭にも当てはまります。家族に対してこちらが何かを不満に思っていると、それが相手に伝わり、相手も不機嫌になってしまいます。これでは家の中の雰囲気が良くありません。
■良いところに目を向ける
そんなときは、エリック・バーンの名言「過去と相手は変えられない。しかし、今から始まる未来と自分は変えられる」を思い出すようにしています。相手には自分にないものがあり、見習うべきところがあるはずで、それを素直に受け入れるところから、良い関係が始まると思っています。
自分から相手を受け入れる人間的な大きさを持てるよう心掛けています 。
苦手だと思う人にこそ、前向きに自分から話しかけるように心がけ、日常の挨拶に何気ない一言付け加えることから始めると、次第に良い関係が構築できるのではないでしょうか。何事も柔軟に受け入れる心をもつことが大切です。
【編集日記】
今日は終日出張、土地勘のない場所で乗る電車を間違えてしまいました。
休日なら、ぶらり途中下車もありですが、仕事なので急いで戻りました。