ジョギングしながら考えたこと

ストライダーの練習風景

去年の暮れに風邪をひいてからなかなか体調が万全にならず、満足に走れない日々が続いていますが、それでも走り続けています。
今は速くは走れないけど、フォームを意識して走っています。一つの物事に対して行き詰ったら常に別の手立てを考えるようにしています。
何かが出来なくなっても、出来ることはきっとあるはずです。

■ 何かはできるはず

練習メニューによってばらつきがありますが、普段のランニングでは、だいたい1キロ約5分のペースで走っています。しかし、ここ最近はスピードを上げると咳き込んでしまうため、あまり早く走れません。

しばらくは走るのをやめて回復に専念した方が良いのかもしれませんが、一旦走るのをやめてしまうと体力が落ちてしまうのが怖くて、なかなかゼロにはできません。

そこで、普段やらねばならないと思いつつも出来ていなかったランニングフォームの改善に集中することにしました。

 

■ランニングフォーム

1キロ6分~6分半ぐらいのペースで走りながら、フォームに意識を集中します。
普段は前かがみになりがちで、下を向いて走る癖があるので、それの真逆を意識します。

まずは、背筋を伸ばして骨盤を立てる。腕振りは肩の力を抜いて肩甲骨から動かす、肘はやや後ろに引くイメージ。
着地の時は重心の真下に着地するイメージで、蹴る足は母指球で地面をししっかり蹴る。
以上は教則本の受け売りですが、忠実に実践すると、楽に早く走れます。

今はスピードを度返しして、一歩一歩、だたひたすらフォームの事だけに意識を集中しています。

 

■何事も考え方次第

最初のころは練習メニューがこなせない焦りが大きかったのですが。回数を重ねるうちにフォームが体に馴染んできて、楽に走れるようになってきました。

ランニングフォームの練習は一見地味ですが、走るうえでの基本なので、おろそかにはできません。
体調不良で走れないことは、それだけを見ればデメリットしかありませんが、考え方を変えて、違う取り組みをすれば、メリットを見出すことができます。

ランニングに限らず、物事を多面的に捉えて、打てる手立てを考える思考習慣は日常生活や仕事をするうえでも、とても大切ではないでしょうか。

【編集日記】
三連休最終日、今日も息子のお相手。天気が良かったので
外でストラーダーの練習に付き合いました。

プラレール博 in OSAKA

プラレール博会場にて

今日は三連休の中日、家族全員の休みが揃ったので、プラレール博に行ってきました。
普段、子供がなかなか言うことを聞いてくれないのですが、子供のハートをガッチリ掴むプラレールにヒントが無いか考えてみました。

■3歳児は手強い

我が家の息子は現在3歳半、俗にいう魔の2歳児は通り過ぎて自我はとっくに目覚めており、最近では自我を通すための高度な知恵もついてきました。

自分の要求が通りにくい場面では、絶妙な仕草で甘えてみたり、時には仮病を使ってみたり、あの手この手で親を翻弄してきます。

2歳ぐらいから電車に興味を持ち始めると同時に、プラレールにハマり、我が家には色とりどりの新幹線が走っています。因みにスマホも器用に操ります。

■プラレールの魅力

プラレール博では、プラレールのジオラマ以外にも、きかんしゃトーマスや、新幹線変形ロボ シンカリオンなどの展示や、キャラクターによるステージショーがあります。

大人が見るにはやや子供っぽい内容ですが、子供たちはみな夢中になってみています。
ステージショーでは、案内役のお姉さんとアニメのキャラクターがしっかりと世界観を再現していることで子供たちを惹きつけているのでしょう。

■子供との接し方

子供たちを惹きつける一つの要素は「子供と同じ目線になること」ではないかと思います。親と子供では、当然立場は違いますが、目線を合わせて接する、すなわち対等に接することがとても重要ではないでしょうか。

親目線で接すると、つい上から目線になったり、答えを先に言ってしまったりしがちですが、そこを子供と同じ目線で接することで子供が共感し、自ら行動するようになるのではないでしょか。

ただ、子供目線での行動は根気も時間も必要です。そこを乗り越えられるかは、親側の課題である気がします。

【編集日記】
今日は、記事の通り家族でプラレール博へ、3歳児の策略にハマり、
列車とレールセットを買増すことに。帰宅後は軽くジョギング。

言葉にするのは難しい

文章を書く参考に 最近読んだ本の中でとても参考になった書籍をご紹介します。
“「言葉にできる」は武器になる”梅田悟司 著 日本経済出版社 です。

■思ったことが書けない

ブログを書き始めてから自分の文章力のなさに愕然としています。
というか、元々文章を書くのが非常に苦手で、そのためブログを始めることを敬遠していたのですが、いつまでも敬遠している訳にもいかずブログを始めましたが、案の定、文章が書けず悪戦苦闘しています。そんな中、この本を読んで非常に納得する部分が多かったのでご紹介します。

梅田氏は電通のコピーライターで、多くの有名なコピーを世に送り出しています。
有名なところでは、ジョージアの「世界は誰かの仕事でできている」などは聞いたことがあるのではないでしょうか。

■相手に響く言葉

著書の中で説かれていることは、言葉には二種類あり、「内なる言葉」と「外に向かう言葉」があると。そして、相手に響く言葉を生み出すには、「内なる言葉」を磨く必要があるとのこと。

それは、言葉は意見を伝える道具であり、まず、意見を育てる必要がる。「内なる言葉」を育てて、「外に向かう言葉」に変換する。
この、意見とは、自分の考え方や、意見であり、話そうとしていることについて、深く知り全体像を把握していなければ外に向かう言葉に変換できないのです。

自分の書けない理由の一つが、この全体像を深く把握していないことで、今まで物事を分かったつもりでいたけれども、もっと深堀しなければならないことが分かったことは大きな気づきでした。

■思考のサイクル

意見を深く掘り下げるには一人の時間を確保して、自分の感情を振り返る作業が必要です。その方法として、思考のサイクルが紹介されています。

1. 思考の断片を内なる言葉と捉えて書き出す。
2. 内なる言葉を俯瞰した目線で観察し拡張する。
3. 内なる言葉の解像度を上げて、化学反応させる。

このようなステップを踏んで言葉を生み出し、思いをさらけ出して初めて相手に伝わる言葉が生み出せるようになるとのこと。

内なる言葉(素材)を、外に向かう言葉(どうアウトプットするか)は、コピーライティングに限らず、デザインや建築、料理など、クリエイティブな行為には共通する思考回路ではないかと思います。

これからも日々のブログを通して鍛錬していきます。

【編集日記】
トライアスロン仲間から中古のカーボンホイールを譲り受けました。
なかなかかっこ良く、この冬のバイク練習のモチベーションになりそうです。

新人の育成について

 

普段、仕事で部下や後輩の指導育成をする立場にありますが、なかなか難しいものです。どうすればもっとうまくいくか、原因と対策を考えてみました。

■上司はコーチングの専門家ではない

毎年、春になるとうちの会社にも新入社員が入社してきます。年により多い少ないはありますが数名入社します。入社後、一週間程度は基本ソフトの操作など、新入社員研修プログラム受けますが、程なく実働部隊の一員として配属されます。

配属後は、直属の上司が社会人としての一般常識から専門分野の知識・技術を一から教えていきます。しかし、上司の通常業務の量は変わらないので、新人教育に掛ける時間と手間が丸々負荷としてのしかかります。このような状態だと、上司がしっかり指導したいと思っていても満足のいく指導ができません。

また、そもそも上司は長年経験を積み、専門分野の知識・技術については、部下を指導育成できるレベルにあっても、教えること自体を学んでいなければ、コーチングについては素人と同じです。人によっては教えることが上手い人もいますが、そうでない人もいるため、教え方によって結果にばらつきが生じます。

■教える仕組みが必要

これを解消するために一つ目は、だれが教えてもある程度同じ結果に到達できる仕組みが必要です。新入社員や部下に身に着けてほしいスキルを専門分野別にレベルを定め定型化することで目標が明確になます。

二つ目は、どのようにしてその目標に達するか、具体的なマニュアルを整備することが必要です。マニュアルといっても一からすべてを規定するのではなく、各業務の目的と、そこで押さえておかなければならないポイントを明確に整理します。

教える仕組みを整備することにより、コーチングの属人化を防ぎ、教える人が誰でもある程度同じレベルに到達できるようになります。

■育成に対する評価も必要

部下を育成する時間と手間をかけても、教える側の上司が評価されなければ、実効性に結び付きません。上司には部下を指導するための時間と、成長に合わせてた適切な評価が必要です。

また、上司にも部下をコーチングするスキルを学ぶ機会を与えれば、より効率よく部下の指導ができ、部下の指導を通して上司も共に成長できるのではないでしょうか。

【編集日記】
今日は終日事務所で作業。はかどると思いきや打合せが立て込み消化不良気味。
三連休に来週のスケジュールを立てなおします。

情報の整理


TOYAMAキラリにて

 

私たちは、仕事で日々大量の情報に接しています。全ての情報に等しく接していては時間がいくらあっても足りません。必要なものとそうでないものを見極め、必要な情報の整理について考えてみました。

■必要なものと、そうでないもの

日々様々な情報が否応なしに迫ってきますが、まずその情報が自分にとって、必要なものか否かを判断する必要があります。不要なものはスルーし、インプットする必要があるものだけにアクセスしています。

メールなど読んでみなければ必要かどうか判断できない場合は、判断できるところまで読んで、不要と判断した場合、そこで読むのをやめます。ダイレクトメールなど明らかに不要なものは最初から読まないようにしています。

■残すものと、残さないもの

必要な情報だけにアクセスして、その情報や資料を保存するかしないかは、残しておく必要がある場合のみ残します。残す必要のないものは、情報処理が終わった時点で資料も処分します。記録として残しておかなければならないものや、次のステップまで必要なものは残しておきます。

ついやってしまいがちなのが、もしかしたら後で必要かもしれないと思い残しておくこと。
これは一見正しい判断のように思えますが、必要か否かの判断を熟慮できていない場合は、判断を先送りしていることになります。熟慮しても今時点で判断できないものは、判断できる状況になるまで残しておき、その時に判断します。

■保存の方法

残す場合の媒体は、紙かデータか又は両方か。これは紙で残す必要がある場合と、紙での使用頻度が高い場合のみ紙で残し、基本はデータで残します。使用する頻度が少なければ、データから出力して対応が可能ですし、その分収納スペースを有効活用できます。

保存する場合、属性ごとに分類し、さらに時系列で保存していると、後から検索しやすくなります。また、途中経過のある資料は、最終形になるまでは途中経過を残しておき、最終形になったところで処分します。

情報や資料の整理は、普段あまり意識せずに行っていますが、アウトプットの視点で考え、必要なものだけ残すことを意識すれば、ストレージや書棚が整理整頓され、仕事の効率も上がるのではないでしょうか。

【編集日記】
昨日は、出張先のホテルのプールでスイム練習、
いつものプールと雰囲気が違っていい気分転換になりました。